オムニコートって?歴史は。。。

2000年くらいからテニスを始めた人は、オムニコート(人工芝)に何も違和感を感じていないと思いますが、、、私レッドは未だに感じていますね<^^>

最近はだいぶ慣れてきましたが、1980年代からテニスに親しんでいる私からすると、未だに「オムニコート」には違和感を感じる事があります。。。

「滑るし、砂が入るし、派手に転ぶと傷に砂が入るし」、正直あまり好きでは無いサーフェスです。

しかし、そうも言ってなれないのが現状!具体的な数値(割合)は解らないですが、現代の日本の自治体が運営するテニスコートは殆ど「オムニコート」です。

何故我が国日本では、ここまで「オムニコート」が増えたのか?書かせて頂きます。皆さんの豆知識になれば <^^>。

■オムニコートの歴史

オムニコートは元々1983年に住友ゴム工業という日本企業が開発した、日本初の砂入り人工芝の製品名称が「オムニコート」なのです。歴史はまだ浅いです<^^>。

住友ゴム工業以外の企業も人工芝コートを開発していますね。東レの砂入り人工芝コート「スパックサンド」、三菱化成の砂入り人工芝コート「ダイヤサンド」など各社によって呼び名が違います。

しかし、先駆者である住友ゴム工業の「オムニコート」という商品名が今では、人工芝テニスコートの代名詞となっている。やはり先駆者は強いですねー。

今では、人工芝を「オムニコート」と呼ぶ事があたり前!

 

これを考えると、人工芝テニスコート=オムニコートというのは「企業戦略」のように感じますね。

ちなみに、オムニという名称は「住友ゴム工業が商標登録」しています。この商標ほしい!!笑

■オムニコートが増えた理由は?

増えた理由はシンプルに「運営コスト」ですね。長期的に見たら「コスト面が良い」という点です。

これは単に建設費・工事費という意味でだけでは無く、「維持費」が大きいです。

1.コート利用後のケアも表面をブラシ掛けする程度で済む
2.コートの維持管理
という観点から見ると施設管理者の手間が少なく済むのです。

あと雨天後にオムニコートは乾きやすい点ですね!
日本は降雨日数が平均で年間100日を超えるので「オムニコート」を好むテニススクールのオーナー(経営者)、自治体が多いのも何か理解出来る気がしますね。

雨の後、コートがすぐに乾いて「レッスンが出来る!」これは運営側からすると損失を抑える事が出来ますからね!<^^>

■オムニコートに賛否の声が上がる理由

オムニコートの併設について、賛否の声が上がる理由は?明確です。それは、「世界的なプロツアーの試合で、オムニコートでの試合が無い」からです!

下記の図を見て下さい。
参考までに「2020年開催予定のATPツアー大会(男子)と四大大会」の合計61大会における使用コートの割合を纏めてある表です。

世界では1つも「オムニコート」でのプロツアー試合(大会)が無いのです!

 

元世界ランキング4位のプロテニス選手「伊達公子さん」がこの事について、論文まで書いています。

この論文の内容は、結論から言うと「基本が疎かになる」という内容です。

伊達さんは「ボールが失速し、弾まないのが最大の問題。強い球を打ったり、高く弾む球に対応したりという基本がおろそかになり、ゲームの組立も大きく変わる。日本にしかない砂入り人工芝での勝ちを成長期に覚えてしまうと、その後、海外に出たときにテニスを変えるのが難しくなる」と。

世界で戦った伊達さんの意見ですから。かなり説得力がありますね。

他国では「オーストラリア」がオムニコートを増やした事がありますが、
「プロ選手の競争力が低下したため、すぐにオムニコートをハードコートに戻していった」という文献も見ました。

■まとめ

やはり私はあまり「オムニコート」が好きではないですね。。。。

でも良い点としては、オムニコートの誕生により自治体のコートは「運営コストが安くなり低コストでテニスに触れる機会が増えている」のも事実です。

お金の問題は避けて通れないので、これに関しては住友ゴム工業さんが開発した「オムニコート」に拍手を送りたいですね。

しかし、日本で開催がされる「世界ジュニア大会」や「公式のジュニア大会」は、すべてオムニコート以外で開催をしてほしいと思います。一般テニスとジュニア育成テニスは、分けてほしい!!

テニスを日本という狭い世界だけを基準にするのでは無く、目標に向かって頑張っている日本のジュニアには

世界を見てほしいからです!

これから日本の子供たちには、少しでも「世界へ活躍できる環境を増やせる事を!」と願っています。

ちょっと真面目過ぎたかもです 笑

 

レッドレンジャーより

レッドレンジャー

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